海外に住んでいる人は、1度はこんなこと言われませんか?
「日本も問題だらけなのに、なんで海外にばかり目を向けるの?」
反対に海外志向が強い人はこんなことを言いますよね。
「若者の海外志向低下はヤバい。もっと海外に目を向けた方がいい!」
海外に目を向ければ日本のことを言われ、日本にばかりに拘ると海外をもっと見ろと言われる。
じゃーどっちがいいんだよって思いません?
今日は双方向の言い分に終止符を打ちます。
日本も海外も問題はあるから興味を持った方でいい
ぼくは3歳の頃から海外志向が強く、将来は海外に住みたい/働きたいと思ってきました。ラッキーなことに、それが叶い今バングラデシュに住んでいます。
海外にでるとわかる日本の素晴らしさと、日本への違和感、そして日本の問題。海外ばかりに目を向けていたぼくは、日本でできることを探した方がいいのかなと思う時もあります。
でもぼくは海外の方が自分の生き方に合っているし、イキイキできることがわかっているので日本から出ています。
ぼくとは逆で、海外なんて全く興味がないという人もいますよね。日本に住んでいるだけで税金を納め、消費活動をし、銀行にお金を貯蓄して社会にお金を回している。極端なことを言えば、これだけで日本社会への貢献になっていると思います。
それでいいんだと思います。
関心の薄い場所に自分を置いておく必要はなく、結局日本であろうが海外であろうが問題はあって、それに向かって社会の一員として何かしらの貢献をしていけばいいんです。
ぼくはたまたま海外に興味をもったので、海外で頑張ろうと思っています。
興味もった場所で貢献すればいい。
日本社会はお任せします
日本人なんだから日本に貢献して当たり前だろ、海外の問題にばっかり目を向けて日本がどうなってもいいのか。
はい、ごもっともです。
でもぼくは不器用なので、どちらもできません。
日本社会の問題に関しては、日本で頑張っているみなさんにお任せします。
本当にそう思っています。
例えば最近話題になっているハイパーリバ邸。
居場所を探してる人たちは孤独です。
しかし、ぼくは今だから言えるんですが、その孤独があったからこそ、今のような自分になれたと思っています。
深い孤独を味わった人たちは、実は想像力が豊かで人の痛みを分かってあげられる優しい人たちが多いんです。
「深い孤独を味わった人間こそ、優秀である。」ぼくはそうおもっています。 そのことを伝えていきたいので、ぼくはリバ邸という場所を作って彼らと対話したいのです。
ぼくは「新しいリバ邸」を作ります!「SEKAI NO OWARI」を目指します。 - 未来は変えられるの?
今の日本社会における問題点に対してアクションを起こしています。ぼくはこの活動に共感したので支援させてもらいました。
2016年7月19日までクラウドファンディングで支援を募集していようなので、共感した方はぜひ!
ぼくは日本社会に対して自分からアクションを起こすことはできないけれど、こうやって頑張っている人たちを応援したくなります。
多方面に目を向けてアクションを起こせる人はいるけれど、みんながそんな器用でもないし、日常生活で一杯いっぱいになるじゃないですか。
ぼくの例でいうと、海外で頑張りたいから日本の問題にまで力をかけられません。
だから、日本で頑張ろうと思っている人に思いっきり頼っています。
頼る分、お金という支援や発信という形で、応援できたらいいなと思っているのです。
海外にいる人は日本社会に貢献できてないの?
さてじゃあ海外にいる日本人は、日本社会に貢献できていないのでしょうか?
ぼくはそんなことないと思っています。
海外にいても、日本国籍を破棄していなければ税金を納める必要があるし、海外在住者特集やニュースも日本であって、そういった情報発信においても日本社会に貢献していると思うんですよね。
さらに日系企業の駐在員として海外勤務している場合は、日本企業の売上に貢献していたり、商品やサービスを日本に提供するという貢献をしていますよね。
目に見える形で直接的に日本に貢献していない人でも、海外で他国の人と接しているだけで日本人や日本を発信していることになり、それが世界での日本の印象に繋がっています。
それで日本に対する良い印象を与えていたとしたら、観光の面やビジネスの面でも間接的に貢献しているかもしれません。
だからぼくは「日本も問題だらけなのに、なんで海外にばかり目を向けるの?」と批判的な意味合いで意見をもらったとしたら、反論していいと思います。
役割分担という話
どちらが良い悪いという話ではなく、興味を持った方で活動する。(どちらにも目を向けれる人であればもちろん素晴らしいです)
役割分担でいいじゃないですか!という話です。
会社でも営業、人事、技術者など役割がありますよね。
ぼくはそれと同じだと思っています。
日本で頑張る人は海外に興味がある人に任せて、海外で頑張る人は日本は任せればいい。
どれだけ海外に行く日本人が増えたとしても、国が滅びて住めなくならない限り、海外移住者が多すぎて国が回りませんという事態は起こりえないですよ。
反対に、民間人の宇宙旅行も可能になる時代に、日本人は日本から一歩もださせませんということでもない限り、海外に出る人がゼロになることもないでしょうしね。
お互い任せて、そして応援し合いましょう。で協力できるところはしたらいいんです。
ステーションまとめ
海外を見て知って魅力的に感じている人は、もっと海外に目を向けようと言います。
ぼくはバングラデシュにいますが、興味がない人に海外に目を向けようと言いたくないし、行く必要もないと思っています。
海外に出たいけど・・・とくすぶっている人に対しては全力で、行った方がいいと言いますが。
そんなに器用じゃないんですよ。どちらかに偏ったっていいじゃないですか!
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