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【愛するあなたへ】君が犬なら、私は一生愛する自信がない

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まさかそんなことある訳・・・

 

Amazonで商品を検索していたときに目に入った、「君が犬なら、私は一生愛する自信がない」というタイトルの電子書籍。

犬が特別好きなわけでもない。

カスタマーレビューも1件だけ。

189円という安さに魅かれたわけでもない。

 

ただなんとなく読んでみたい衝動にかられて、クリックしちゃったんです。

愛する人がいるあなたへ心を込めて紹介します。

 

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旦那が犬になった

 

ウェディングチャペルの中には、犬が一匹紛れ込んでいた。いったい誰が連れ込んだのか。犬は行儀よく祭壇の前でおすわりをしていた。

 

お世辞にも引き込まれていきそうな冒頭文ではない。

読み進めようか迷ったけど、ひとまず途中まで読んでみることにした。

 

 

「なに、旦那が犬に?それでは精神科の受付を手続しましょう」

 

ますます良くわからない。

189円だったし、読まなくてもいいっか。

 

でもなぜか次のページをめくった。

 

次のページもその先も、特にビビッときたところがあったわけではない。

それでも淡々とページを進めていく。

 

物語と自分がリンクする

 

なぜか入籍した相手が自分の両親と旅行に行ったと思ったら、両親が犬になった旦那を連れて帰ってきた。

受入れられない自分がいながらも、その犬を連れて帰り、犬になった旦那が言葉を話せる。

寂しい想いを抱えながらの新婚生活。

 

会社の上司に旧姓を言われて、「樽です」(婚姻後の苗字)とわざと結婚指輪をした左手で書類を渡すというシーンから、この物語に引き込まれている自分に気づいた。

 

ぼくも新婚の身だからかもしれない。

別々に暮らしている妻のことを頭に浮かべている自分がいた。

 

「それでは今からですね、新郎隆平くんと、新婦一瑚(いちこ)、ふたりの夫婦が末永く、そして互いに手を取り合ってな・・・いつの日も幸せであるように・・・今から願掛けをします」

 

なんと娘の結婚式にサプライズをするために、両親は旦那をつれて旅行に行っていた。

これだけでも泣けてくる。

 

ぼくの妻の両親は、娘の結婚式をどんな気持ちで迎えるのだろう。

自分のことと照らし合わせて、どんどん物語に吸い込まれていく。

 

この願掛けをした神社で旦那は犬になってしまった。

人間に戻すにはそこに行くしかないと思った主人公は、旦那である犬をつれて、新婚旅行のためにとっておいた有給を全部使って願掛けをした神社に向かった。

 

その神社には高麗犬がいて、強く願いを唱えながら、レバーを回すとその願いが叶うと言われているらしいが、ダメだった。

休み中なのに会社から連絡がきて、仕事をする羽目になった主人公。

不満と、不安と、多忙で爆発した彼女は

「私・・・本当にあんたと結婚したの?」

「結婚したら、子供とか、幸せな家庭とかさ・・・もっと幸せなものだと思ってたのに」

と犬に向かって叫んでしまう。

 

 

もしかしたら、バングラデシュにいるぼくに妻はこの物語の主人公と同じように思っているかもしれない。

仕事で辛い時、体調が悪い時、嫌なことがあったとき、結婚したはずの旦那が隣にいない。

バングラデシュに行くとわかって結婚したけど、弱った時はわかってることも受け入れられなくなってしまうもの。

ぼくは妻にすぐに会いにいくことができない。

うん辛かったね、しんどいねと隣で頭をなでながら聞く事ができない。

 

たとえ犬になろうと、私は(ぼくは)、君が必要だ

 

主人公は旅先で、熱を出して倒れてしまった。

救急車がきて彼女を運んでいく。

わき目もふらず犬であることを忘れた旦那は、彼女の名前を叫ぶが、当然のことながら救急隊員には見向きもされない。

 

犬は一人で神社へ走った。

人間でなければ絶対回せないレバーを「人間に戻りたい」思いで飛びながら少しずつ廻していった。

なんどもなんども突進して、そのレバーにぶつかっていく犬。

 

「なんにもできない、好きな人が苦しんでいるときに、なんにもできないのは嫌なんだ」

 

ぼくの今の環境そのまんま。

妻がしんどい、苦しいと思っている時にそばにいてあげられない。

お互いが納得して、自分のやりたいことを叶える為に、結婚した後でもそれを貫いているぼく。

それが妻の為になっていないんだったら、意味がないかもしれない。

 

犬になった旦那の強い想いが叶い、人間に戻っていた。

 

「たとえ犬になろうと、私は(僕は)、君が必要だ。」

 

二人は相手への想いを強く強く認識した時間だったのだ。

 

ぼくたちはどうだろうか。

離れて暮らしている妻に愛情を注げているだろうか。

彼女のことを気遣ってあげれているだろうか。

 

もう少し離れ離れの生活が続くぼくらは、これからどういう人生を歩もうとしているのだろうか。

今夜は妻のことを思いながら寝ようと思う。

 

ステーションまとめ

 

君が犬なら、私は一生愛する自信がない

 

この本はぼくの妻への愛情を確かめる一冊になりました。

 

誰しもにおススメしたい一冊ではありません。

遠距離恋愛をしている人、ぼくのように遠距離結婚生活をしている人、そして愛する人を亡くしてしまった人、そんなあなたに読んでほしいです

 

電子書籍で読むことができます。

 

 

 

 

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