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えっ赤じゃない?緑色のパスポートを持つ日本人の正体

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みなさんがもっているパスポートは何色ですか?

5年なら紺色

10年なら赤色

が一般的ですよね。

 

実は緑色のパスポートをもっている日本人がいるんです。

その正体を明かしましょう!

 

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緑色のパスポートをもつ日本人

 

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写真だと少し見づらいかもしれないけれど、色は緑。

Official Passportと書いてあるように「公務」で国から派遣されているという証拠。

 

このパスポートを発行される人は限られています。

国会議員

公務員

公的機関の職員

などが、公務で外国に渡航する際、その出国から帰国までの期間、外務省から発行される特別な旅券です。

 

公務員ではない民間人がこの公用旅券を手にすることはあるのでしょうか?

あります。

準公務員であるJICA職員で海外駐在なるか、青年海外協力隊になるしかありません。

 

青年海外協力隊として派遣されていたぼくは、2年間この緑のパスポートを所持していました。

色が違うだけですが、緑色というだけで日本人にとっては非常に重いパスポートなので、青年海外協力隊を目指す人は、いかに重いのかを知っておいてください。

 

※写真の赤で囲っている部分、穴が開いていますが、これは公務が終了し使用不可になっている状態です。任務が終了すると穴があけられ、個人に返却されます。

 

緑色のパスポートは命の次に大切

 

青年海外協力隊に合格し、約2か月の派遣前訓練を受ける際は、この公用旅券の取り扱いについて口酸っぱく指導を受けることになります。

更に派遣国に行ってからも、派遣前訓練の時以上に言われることを覚悟しておいてください。

 

なぜか?

 

公用旅券の紛失、破損、盗難等がおこると再発行をしてもらうのですが、これが続くと外務省が青年海外協力隊にこの公用旅券を発行しないと決めるかもしれないからです。

そうなってくるとこの事業自体が危ぶまれます。

公用旅券を持っているということは、国の代表であり、国と国との付き合いの中で自分がいるということをしっかりと認識しておかなければいけません。

 

それが「公人」と言われる所以です。

 

公用旅券は命の次に大切に取り扱わなければいけないと言っても大げさでないです。

あなたの公用旅券の取り扱いが、未来の青年海外協力隊の存続を決めるといっても過言ではないはずです。

 

緑色のパスポートの威力

 

青年海外協力隊は休暇や研修で派遣国以外の国に訪れることができます。

通常VISAがないと入国できない国もこの公用旅券を持っていると免除される場合もあります。

しかし通常はアライバルVISAを取得できる国でも、公用旅券をもっていることによって、あらかじめVISAを取得しなければ入国できない国もあるので注意が必要です。

※アライバルVISA=その国に着いた時、入国管理でVISAを発行してもらうこと

 

入国の際、入国審査で長蛇の列に並んでうんざり、なんてこともあると思いますが、この公用旅券所持者はDiplomat Line(外交官用)を利用できるのもメリットの一つで、入国がスムーズな場合が多いです。

 

時々公用旅券をもっているから、俺は偉いんだ、早く通せなんて言っている人もいるということも聞くので、威勢を張るために持っているものではないことを認識しておきましょう。

 

それ以外のことでも派遣国によって公用旅券があることによって受ける恩恵はあるでしょう。

バングラデシュにも公用旅券(もしくは外交旅券)所持者にだけ優遇されることがありますが、もし気になる人がいたら個人的に聞いてください。

 

緑色のパスポートで行ける国

 

青年海外協力隊に限定されるが、この公用旅券、行ける国が限定されています。

どういうこと?

と思うかもしれませんが、通常のパスポートを所持している場合、この国には入国できませんという制限は最初からは決められていません。

しかし青年海外協力隊が発給される公用旅券には、あらかじめ入国できる国が限定されており、トランジット(乗り継ぎ)でも、書かれている国しかいけないのです。

バングラデシュまでは直行便がないため、どこかで乗り継ぎが必要です。

中国や香港で乗り継ぐ便もあるのですが、この緑色のパスポートには中国や香港が書いていないので、中国や香港経由ではいけないのです。

 

これは派遣国によって違うので注意してください。

これは青年海外協力隊だけのルールであり、シニア海外ボランティアには適用されていないし、公務員で公用旅券を所持している人も適用されていません。

 

バングラデシュに派遣されている青年海外協力隊が公用旅券で行ける国は・・・

  • 日本
  • バングラデシュ
  • タイ
  • ミャンマー
  • インド
  • スリランカ
  • モルディブ
  • ネパール
  • マレーシア
  • シンガポール
  • インドネシア

の11ヵ国。

バングラデシュは他国に比べて行ける国が多いので、他の国はもっと限定されています。

 

緊急避難国として

  • イギリス
  • オーストラリア

も含まれていますが、休暇などでは入国できません。

 

パスポートの種類

 

最後に一般的ににはあまり見かけないパスポートの種類を紹介しましょう。

一般的には5年用の紺色、10年用の赤色のパスポートが日本人には発給されます。

 

  • 公用旅券(緑色)・・・国会議員、公務員、JICA職員、JICAボランティアなど
  • 外交旅券(濃茶色)・・・皇族や首相、大臣、大使、外交官など
  • 緊急旅券・・・旅券発行時にトラブルが発生した際に発行されるとあるが、詳細不明

 

その他に、国連職員に発行される国連旅券(水色)もあるので、知り合いで国連職員がいる場合は見せてもらってください。(簡単に見せてもらえるかはわかりませんが)

ちなみにぼくは国連旅券と緊急旅券はまだ見たことがありません。

どなたか見せてください(笑)

 

ステーションまとめ

 

青年海外協力隊は「公務」であり「外交」の一つであると認められてるがゆえに、公用旅券が発行されていることを忘れてはいけません。

青年海外協力隊として派遣された場合は、その取扱いに十分に注意を払って管理をすることが求められ、青年海外協力隊の義務です。

 

想像以上に責任重大ですので、青年海外協力隊になりたい人は覚悟をしていてくださいね。

ちなみにぼくは2年間公用旅券を所持していたけれど、へまはしてないっ!!!

 

 

国によってパスポートの色が違うので、調べてみると面白いかも♪

 

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