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バングラデシュ人は貧困で消耗してると思ってるの?

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貧困

主に経済的な理由によって生活が苦しくなり、必要最低限度の暮らしもおぼつかない様子

貧困 - Wikipedia

 

ぼくの住むバングラデシュは、国連のカテゴリーである「最貧国」に位置付けられています。

最貧国」と聞くと、世界約200カ国ある中で一番貧しい国と思いがちですが、実はこの最貧国に指定されている国は、2016年現在で48カ国あります。

UN DESA | DPAD | Committee for Development Policy | Publications Archive(英語)

外務省: 後発開発途上国(日本語)

 

※2016年現在バングラデシュは最貧国の条件を抜けたとされていて、2018年の改定で承認されれば最貧国グループではなくなります。

 

最貧国と聞いて、みなさんはどんなイメージが沸きますか?

バングラデシュ歴3年目のぼくが、写真とともにリアルをお伝えします。

 

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物乞いの子どもが笑う

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写真を撮られることが大好きなバングラデシュの人たち。

この子どもたちは、「腹ペコだからお金ちょうだい」といつまでもぼくの手を掴んでついてきた子。

ぼくは基本的には物乞いにお金はあげないと決めているのですが、この時はあまりにも諦めないのでビジネス交換をして、お金を渡しました。

写真を撮らせてくれたら、そのモデル代としてお金を渡すよというビジネス交換。

 

めちゃくちゃ良い笑顔じゃないですか?

ぼくがもし物乞いをしなければいけない立場だったら、こんな笑顔を見せれる自信がありません。

 

物乞いがたくさんいる実情が良いとは思いませんが、笑顔がでるということは「心が消耗してない」証拠じゃなかな。

 

※物乞いに関する記事はこちら⇨ バングラデシュの物乞いビジネス、それでも可愛そうだと言いますか? - ジェイ・ステーション

 

お湯やシャワーがなくっても

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こんな写真みたら、飛び込みたくなりませんか?

水が濁ってるって?

そんなこと気にならないくらい、気持ちよさそうに笑顔がはじける瞬間。

※もちろん衛生面や感染症の危険性は知識として知っておく必要がありますが・・・

 

バングラデシュの村に行くと、シャワーなんてありません。お湯がでる家なんて限られています。

でもそんなの関係ねぇ!!!

 

川や池があれば、彼らは幸せな笑顔を見せてくれるんです。

 

バングラデシュ人とお湯がでるホテルに一緒に泊まったんですが、水とお湯どっちを使ったか聞いてみると、当然のごとく「水」という返事。

彼らはなぜだかお湯を浴びることが体に悪いと思っているようで、気温10°程まで下がる冬でも水シャワーを浴びています。

ぼくは水シャワーを何度体験しても慣れません・・・

 

彼らにとっては お湯の方が消耗しちゃう んでしょうね。

 

※バングラデシュの村に学生を放り投げてみた記事はこちら⇨ 学生をバングラデシュの村に放り込んだらどうなるのかを検証してみた - ジェイ・ステーション

 

バスの上に乗ると消耗するのか

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これぞバングラデシュ!という写真を2枚見ていただきました。

バスの上、汽車の上に人が乗るのが日常的なバングラデシュに住んでいると、これが普通の感覚になってしまうから不思議です。

 

ということでわたくし、バスの上に乗って移動する体験をしてみました。

 

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顔は隠していますが、これ時速100kmで走っているバスの上に乗ってるぼくです(笑)

いや~風が気持ち良くて最高でした!

 

ってなるかぁ!!!!!!!!!!!!!!

消耗しまくりました。

 

  • 木にぶつかりそうで、常に神経研ぎ澄ませていないといけない
  • 態勢がしんどい
  • 雨が降ったらびしょぬれ(実際雨降って大変なことに・・・)
  • 土埃や排気ガスが直接顔にあたる(真っ黒くろすけ)
  • 降ろしてほしくて叫んでも、バスの中の人に聞こえない
  • 歩いてる人に手を振られるが、返す余裕なし

 

よい子のみなさんはバングラデシュにきても、絶対にバスや汽車の上に乗らないでくださいね!

 

この情報だけでは、もはや消耗情報しかないので、バングラデシュ人に聞いたハッピーポイントをお伝えしておきましょう。

 

ハッピーポイント

  1. 運賃が半額になる(ぼくは結局中に入ったので半額にならず)
  2. 中だと人がぎゅうぎゅうすぎて座れないけど、上だと座れる
  3. 人を上から見下ろせれる
  4. 大声で叫べる
  5. タバコを吸える

上で座れたとしても、落ち着かないわ!

大声で叫ぶ必要あるんかい!バスの中でも叫んでるじゃねーか。

タバコ・・・バスの中でも吸ってる人いるわ!ってか上でもやめろ。

 

ということで運賃が半額になるくらいしかハッピーになるポイントがない気がしてなりません。

 

結論=バングラデシュ人は楽しんでるけれど、日本人はハッピーになれません。

貧困というか、人口の多さに公共交通機関の整備が追い付いていないという事です。

 

バングラデシュで浮いてる近未来建築物

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出典:https://en.wikipedia.org/wiki/Jatiyo_Sangsad_Bhaban

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出典:https://banglanavi.files.wordpress.com

 

これなんだかわかりますか?

ぼくはこれを実際にみたとき、なになに王様でも住んでるの?と思いましたよ。

 

答えはバングラデシュの 国会議事堂 です。

ユダヤ系アメリカ人の有名な建築家 ルイス・カーン 氏の設計です。

ルイス・カーン氏が好きな人は、その美しさに失神するそうですよ!

 

恐らくバングラデシュ一世界に誇れる建築物だと思います。

少しだけ、貧困というイメージから抜け出せたでしょうか。

 

でもぼくが思うバングラデシュの誇れるものはこれではありません。

所詮国会議事堂は一般人には関係ないところなんですよ。あー綺麗だねで終わって遠い存在。

次をご覧ください。

 

イスラム教徒の日常モスク

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イスラム教徒が毎日お祈りを捧げるモスクのライトアップされた写真です。

めちゃくちゃ綺麗じゃないですか?

 

普段のバングラデシュを見てみましょう。

 

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ひぇー悲惨な状況。これ船着き場ですよ!

気を取り直して、もういっちょ。

 

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水の中から突如現れた人。(上の写真のゴミ山のすぐそばです)

ってちゃうちゃう。。。

ただのぼったくり兄ちゃんやんけ!(俺をとれってうるさいもんだから・・・)

ぼくが見せたいのはこれじゃない!

 

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こちらもモスク。

床がとてもきれいになっていると思いませんか?

 

バングラデシュではゴミを外や床にぽいぽい投げる習慣があるのですが、モスクだけはどんな村にいってもピカピカに保たれています。

 

どれだけ貧しい村であっても、モスクだけはみんなで持ち寄り新しいモスクを建てたり、改築工事をします。

もっとお金出さなきゃだめなとこあるだろ!と思っちゃいそうなんですが、バングラデシュの人にとってはモスクの優先順位がとにかく高いんです。

 

国会議事堂もいいのですが、バングラデシュにきたならば、ぜひそこら中にあるモスクを訪れてみると、バングラデシュの生活を覗けると思います。

 

今日生きることに精一杯でも、モスクにかけるお金だけは太っ腹 です。

 

携帯電話の普及率

 

貧困貧困と叫ばれることが多いバングラデシュですが、携帯普及率はどうなっているか見てみましょう。

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http://www.soumu.go.jp/g-ict/country/bangladesh/detail.html

 

2016年現在は恐らく 75% くらいの普及率になっているでしょう。人口が1億6千万人なので、統計上1億2千万人は携帯電話を持っていることになります。

1人2~3台もっている人もいますからね。ぶったまげてしまいますよ。

バングラデシュの人たちも携帯電話がなければ生きていけないみたいな感覚になっています。

今ではバングラデシュでもスマートフォンが主流ですね。

※日本は携帯普及率138%だそうです

 

ステーションまとめ

 

貧困だからって消耗してると思うなよ!!!という情報をお届けしましたがいかでしたでしょうか?

バスの上に乗るとかは消耗してそうですが(笑)

 

でもやっぱり 最貧国 と言われる所以はたくさんあって、

  • 慢性渋滞(これが一番消耗します)
  • 医療設備が整っていない
  • 地方に行くと仕事がマジでない
  • 進学率は高くなってきたものの、ドロップアウト率が高い

などなど、解決しなければいけない問題は山積みです。でも日本でも同じことが言えますよね。

 

さあバングラデシュに来たくなっちゃいましたか?

そんな奇特なあなた、ぜひこちらからご連絡ください!

 

薄くてびっくりするであろう地球の歩き方を持って、バングラデシュの濃密な世界を体験しにきてくださいね。

 

 

 バングラデシュには約1000人の日本人がいます。

 

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