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就職難?青年海外協力隊が帰国後に陥りやすい勘違い

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青年海外協力隊を終えて帰国した人が、

日本で就職しづらい、

2年間の空白期間だと思われる。

そんなことがかかれているブログや噂がある。

一体なにをもって言っているのか。

今日のステーションは、青年海外協力隊は帰国後に就職困難に陥る、そんなおかしな噂に一喝入れよう!

 

帰国後の進路状況

統計を図ったわけではないから、正確にはわからない。

しかし少なくともぼくの周りでは、

帰国後に就職したいのにも関わらず、

決まっていない、働けない、

という人は一人もいない。

 

国際協力の道に行きたかったけど、違う道に進む人はいる。

大学院に進学する人もいる。

進学や就職のために、勉強する人もいる。

起業やフリーランスの道を歩む人もいる。

NGOやNPOに就職する人もいる。

旅にでる人もいる。

元の職場に戻る人もいる。

 

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引用元:www.jica.go.jp

 

協力隊は特別か

帰国後どのくらいの期間を経て次の道に進むかは人それぞれで、

帰国後すぐに職に就く人もいれば、1年間かかるひともいる。

 

では次の道に進むために1年間かかったとして、

それが就職しづらい環境にあるといえるのか。

 

確かに自分が進みたいと思った道、

入りたいと思った会社や団体にいけない事はある。

 

それは青年海外協力隊に行った人だけに当てはまることではない。

青年海外協力隊が特別なこと?

それは違う。

ぼくをはじめとして、誰もが自ら選んだはずだ。

 

青年海外協力隊を自分の中で特別視するのはいい。

ただそれを社会の中で、

特別な人間だ、

特別な経験をしたから就職できないなんておかしい。

そう思ってしまうのは傲慢すぎる。

 

青年海外協力隊の経験を特別なことにしたいのであれば、

どんな経験が特別で、

それをこんな形で、社会にあるいは会社に貢献できる、

と言えなければいけない。

そして伝わらなければいけない。

 

もしせっかく青年海外協力隊を経験したのにも関わらず、

この経験を認めてくれないと思っている人がいるのなら、

今一度自分のやってきたことを考えてほしい。

そしてぼくに聞かせてほしい。

自分はこんなことをやってきたのに、わかってくれる人がいない、会社がないと。

 

支援制度の活用

JICAの帰国後の様々な支援制度を利用しているだろうか。

  • 帰国後研修
  • キャリアセミナー・勉強会
  • 進路カウンセラー
  • 帰国隊員のみが利用できる転職サイトPARTNER
  • 自治体のJICA経験者特別採用枠
  • 進学支援制度
  • 協力隊経験者のみが採用されるJICA契約職員枠

これらのことが詳しく書いてある下記を見てほしい。

進路開拓支援のご案内 | JICAボランティア

もしこれらの支援制度も利用せず、

自分の経験を認めてくれないと言っている人がいるとすれば、

それは青年海外協力隊の経験のせいではない。

厳しいことを言うようだが、自分のせいにしたほうがいい。

 

国際協力への道

こんなことを言う人もいる。

「帰国後、国際協力の道に進む人が2割しかいない。」

 

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引用元:www.jica.go.jp

 

内訳ではっきり国際協力とわかるものが、JICA関係と公益法人だろうか。確かにこれだけでは2割強。

しかしよく考えてほしい。NGOやNPOで国際協力の最前線に立つ人もいる。地方公務員で国際協力あるいは国際理解の分野で活動する人もいる。

民間企業でも開発コンサルティング会社や、CSR部門で国際貢献に携わる人もいる。

更に、この統計は帰国後すぐに就いた職の内訳であり、一旦は民間や元の職場で勤務していたが、その後国際協力の道に戻る人もいる。

この統計だけで2割と言ってしまうのは、あまりにも安易だ。

そもそも青年海外協力隊に応募したからといって、国際協力の道に進みたい人ばかりではない。

派遣前訓練期間中、国連機関や国際協力の道を目指す人のセミナーを開催したが200人いた中で30人の参加者がいるかいないかだった。この数だけをみると2割にも達していない。

 

新卒参加の罠

大学あるは大学院を卒業して、職務経験がないなか青年海外協力隊に参加する人も少なくない。

帰国後は社会経験がないから、日本での職務経験がないから、と弱気になる気持ちもわからなくはない。

しかし今は以前に比べ、1年や2年卒業が遅くなったところで、新卒枠としてとらえてくれる会社が多くなった。社会経験があっても第二新卒枠として20代後半まで採用してくれる会社もある。

むしろ青年海外協力隊の経験を、社会経験と自信もって訴えることができない事の方が問題だ。

 

就職に不安を持っている人が絶対やるべき10個のこと

青年海外協力隊として活動中の人、これから応募を考えている人の中で、

帰国後の就職が不安だと思っている人に以下の10個をやることを強く勧めたい。

  1. 応募前もしくは合格後と派遣中二度真剣に進路について考える事。
  2. 現地のJICA職員や隊員仲間、他の民間企業の人でもいいから聞いてもらう事、相談すること。
  3. 活動期間中、人脈を広げておくこと。
  4. どんな活動をしているか、外部向けに発信すること。(ブログやメディア寄稿など)
  5. 世界中にいる同期の進路情報をキャッチしておくこと。又は先輩隊員の進路情報と、どうやってその進路に辿り着いたか情報収集しておくこと。
  6. 帰国後のJICA研修に参加すること。
  7. 一度でいいから帰国後に、活動報告を外部向けにすること。
  8. JICA PARTNERに登録して、情報収集すること。
  9. JICAの進路カウンセラーとコンタクトをとること。
  10. 上記をやらず自力で開拓するのであれば、協力隊のせいにはするな。

 

ステーションまとめ

 ぼくは出発する直前、お世話になっていた人にこんなことを言われた。

「協力隊は帰国後に就職に苦労するから、今のうちに探しておいた方がいいよ」

ぼくのことを思って言ってくれたとありがたく捉えてはいるが、内心では協力隊に限らず苦労する人はするし、しない人はしない。そう思っていた。

協力隊の経験だけが自分の人生ではない。

 

協力隊も含めて自分のこれまでの人生を、どう考えて、どう歩み、どうしていきたいのか、それらを伝えられてはじめて、相手は協力隊の経験に価値を見出してくれるのではないだろうか。

 

青年海外協力隊の経験が日本では認められない。

それはあなたが経験を伝えられていないだけだ!

隊員経験者がほしいと思ってくれている企業や人はたくさんいる。

だから安心して協力隊になってほしい。

 

就職難だという勘違いが晴れたら、次のステーションへGO!

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